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「食塩使用量」を測れるIoTサービス「ソルとも」、シャープなど3社が実証

 シャープと東洋製罐グループホールディングス、おいしい健康の3社は、食塩使用量を可視化するIoTサービス「ソルとも」(Saltomo)の実証実験開始に先立ち、参画企業の募集を開始した。2025年度中の実用化を目指す。

 ソルともは、調味料の食塩使用量を計測できるIoTサービス。顆粒調味料用のプッシュタイプと液体調味料用のトレイタイプの2種類のデバイスがある。プッシュタイプはワンプッシュで0.3gを出し、トレイタイプは使用前後の重量差から使用量を記録。専用アプリから食塩使用量を確認でき、それに基づいた減塩レシピを提案する。

 厚生労働省の調査によれば、日本人の1日あたりの食塩摂取量の平均は10.1gと、同省が示す推奨値6.5g~7.5gを超えている。食塩の過剰摂取は生活習慣病のリスクを高める危険性が指摘されており、減塩は健康課題のひとつ。しかし、日々の食事での食塩摂取量を正確に測ることは難しいことから、ソルともを通じて減塩をより手軽なものにすることを目指す。

 3社では、2025年度中の実用化を目指す。当初は食品メーカーのマーケティングでの利用を想定。ほかにも医療現場・飲食店の店頭でのサービス提供ツールのほか、将来的には一般消費者が減塩トレーニングなどで利用することを視野に入れる。