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令和6年能登半島地震で携帯電話各社やLINEヤフー、メルカリが募金を受付

 携帯電話各社および、LINEヤフー、メルカリは、令和6年能登半島地震における被災地支援などを目的とした寄付を受付している。寄付金は、クレジットカードや携帯電話料金との合算払いのほか、各社のポイントを活用した寄付も可能。

NTTドコモ

 NTTドコモは、dポイントクラブ会員と、法人向けのドコモビジネスメンバーズで1ポイント1円から、d払いでは1円から募金を受付している。

 受付期間は1月3日~1月31日の午後5時まで。集められた寄付は、被災した人々を支援する義援金や支援金として届けるという。領収書や受領証などの発行は対応しない。

KDDI/沖縄セルラー

 KDDIと沖縄セルラーは、日本赤十字社を通じた寄付を受付している。寄付金の支払い方法は、auかんたん決済での支払いまたはauじぶん銀行口座からの寄付で、auかんたん決済での寄付は、Ponta ポイント、au PAY カード、クレジットカードから寄付ができる。1回の寄付金額は、100円、300円、500円、800円、1000円、3000円、5000円

 募集期間は1月4日~2月5日の正午まで、寄付予定日は3月29日を予定している。日本赤十字社は、1月2日時点で義援金受付を準備中としているが、日本赤十字社が義援金の受付を見合わせた場合は、寄付先を変更するという。

ソフトバンク

 ソフトバンクは、中央共同募金会を寄付先とする寄付を受付している。支援金は、被災地で活動するボランティアやNPO団体に届けられる。受付期間は1月4日~3月7日まで。

 100円、500円、1000円、3000円、5000円、1万円から寄付金を選んで寄付する。ソフトバンク契約のスマートフォンを利用している場合、利用料金とまとめて寄付ができる。また、ソフトバンクのスマートフォンまたはタブレットを契約している場合、1ポイントから1万ポイントまで、任意のポイントによる寄付も行える。

 1回限りの寄付のほか、受付期間内に毎月寄付する「毎月継続寄付」または、3カ月、6カ月、12カ月ごとの定期的な寄付を選べる。定期的な寄付を選んだ場合、受付期間終了後は中央共同募金会が行う災害支援の支援金として使われる。

 このほか、ソフトバンクの携帯電話を契約している場合は、電話機から「*5577」をダイヤルして音声ガイダンスに従って操作すると、1円から1000円までの任意の金額を指定して寄付できる。

楽天グループ

 楽天グループは、「楽天クラッチ募金」で、地震の被災者への寄付を受付している。

 楽天ポイント、楽天カードおよびVISA・Mastercardブランドのクレジットカードで寄付を受付している他、近日中に楽天銀行の指定口座 への現金振込での寄付にも対応を予定している。

 受付期間は1月4日~2月5日まで。寄せられた寄付金は、被災者支援を目的として全額を寄付する。寄付先については決まり次第、特設サイトでお知らせするという。

 このほか、楽天が運営するふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」では、特設ページを開設し、能登半島地震の被害を受けている自治体に対して、ふるさと納税の寄付による支援を行っている。

 ふるさと納税制度を活用した寄付だが、返礼品はない。楽天によると、1月5日14時18分時点での寄付総額は1億9218万4000円という。

メルカリ

 メルカリは、メルカリの売上金(メルペイ残高)を寄付する「メルカリ寄付」で、1月2日より「日本財団(災害復興支援特別基金)」を寄付先とした支援を受付している。

 「メルカリ寄付」は、メルカリの売上金を寄付するサービスで、任意の金額を寄付できる。

LINEヤフー

 LINEヤフーは、1日からYahoo!基金でクレジットカードまたはTポイントを使った寄付を受付している。受付期間は2024年3月31日午後6時まで。

 寄付金は、クレジットカード会社の手数料などを除いて、全て災害の緊急支援活動や被災地の復旧支援のために活用するという。本稿執筆時点での寄付総額は約13億5000万円、寄付人数は約78万人。