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NTTと東電が新データセンター開設で新会社、蓄電所でも協業

 NTT(持株)と東京電力ホールディングスは、データセンター事業と蓄電所事業で新たな取り組みを発表した。

データセンターで新会社

 データセンター事業では、NTTデータグループ、NTTグローバルデータセンター、東京電力パワーグリッドが千葉県印西白井でデータセンターの共同開発および運用を行うことで合意した。NTTグローバルデータセンターと東京電力パワーグリッドが特別目的会社を2023年度内にも共同で設立し、電力容量50MWのデータセンターの開発を進める。2026年度下期の開設・サービス開始を目指すという。

 生成AIの普及などでデータセンターへの需要は高まることが期待されており、両社の持つノウハウを活かし、カーボンニュートラルの実現なども踏まえた先進的なデータセンターモデルを目指す。

群馬県で蓄電所立ち上げ

 蓄電所事業では、群馬県吾妻郡嬬恋村で新たに蓄電所事業を立ち上げる。NTTアノードエナジーと東京電力ホールディングスの両社で設立した嬬恋蓄電所で、蓄電池の活用領域の拡大、低コスト化を目指す。

 開設される蓄電所は、リチウムイオン電池を使用し、容量は9.3MWh、出力は2MWになるという。2025年度にも嬬恋村三原での事業開始を予定している。