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「docomo MEC」の新機能「Compute E」、12日から提供開始

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、「docomo MEC」の新機能「docomo MEC Compute E」の東京拠点を開設し、10月12日から提供を開始する。

 「docomo MEC」は、3DグラフィックスやAI推論などの高負荷業務の高速処理や、リアルタイムかつ安全な伝送が可能なサービス。

 新機能「docomo MEC Compute E」では、「docomo MEC」のリアルタイム処理に加え、一時利用に適した柔軟な従量課金や、コンピュートリソースの即時変更などが可能になる。

 さらに、NTT Comが提供するデータ利活用プラットフォーム「Smart Data Platform(SDPF)」との連携が可能になり、大容量データの蓄積や分析、システムの自動化などが実現する。

 「SDPF」の閉域網サービス「Flexible InterConnect」を利用し、システムやパブリッククラウドと安全に連携できるという。

 今後、「docomo MEC Compute E」は、2024年度に大阪拠点の開設と「MECダイレクト」の提供を予定している。また、全国6拠点に展開している「docomo MEC Compute D」は、10月12日から5Gのスタンドアローン法域に対応する。

 スタンドアローン方式は、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と5G基地局を組み合わせて、より高速な通信を可能にする方式。