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Apple Watch向けに「watchOS 10」提供開始

 アップル(Apple)は、現地時間18日にApple Watch Series 4以降を対象に「watchOS 10」の提供を開始した。新しい機能やUI(ユーザーインターフェイス)などが利用できるようになる。

 たとえば、新登場するスマートタックでは、ユーザーにあわせて天気や株価などの最新情報をクラウン(Digital Crown)を回すだけで表示できるウィジェットが表示される。一日の始まりでは天気予報が、旅行中ではこの後のフライト情報、ミーティングの予定があればその情報やタスクなどが上位に表示される。

スマートタック

 また、文字盤には新たに「スヌーピー」「パレット」「ソーラーアナログ」「Nikeグローブ」が登場。Apple Watch Ultra向けには大きなディスプレイを活用した「モジュラーUltra」が登場する。

スヌーピー
パレット
ソーラーアナログ
Nikeグローブ
モジュラーUltra
モジュラーUltraのナイトモード

 スポーツアクティビティー機能では、自転車に取り付けたiPhoneと連携し、心拍数範囲や高度、レースコース、速度などをiPhoneの画面で確認できるようになるほか、Bluetooth対応サイクリングアクセサリーへの自動接続で新たな指標の計測をサポートする。

 また、コンパスアプリでは、「最後にモバイル通信が接続できた地点」と、「緊急電話が発信できる最後の地点」の2つのウェイポイントが自動で生成される。米国では、等高線や山野陰影などが含まれた地形図がマップアプリで表示されるようになる。

コンパスアプリ
地形図(米国のみ)

 このほか、マインドフルネス機能のアップデートや、UWB(超広帯域無線)を使ったHomePodの連携強化、NameDrop機能での連絡先情報の交換などが挙げられている。