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「watchOS 10.1」登場、「Apple Watch Series 9/Ultra 2」でダブルタップジェスチャーが利用可能に

 アップル(Apple)は、「watchOS 10.1」の配信を開始した。これにより、「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」で新しくダブルタップのジェスチャーが利用できるようになった。

 watchOS 10.1はApple Watch Series 4以降が対象。利用するには、iOS 17がインストールされたiPhone XS以降が必要となる。

 今回「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」で利用できるようになったダブルタップとは、Apple Watchを着けている手の人差し指と親指を2回タップすること。ディスプレイが明るいときにジェスチャーを行うことで、ユーザーの片手がふさがっている場面でもApple Watchの一般的な操作が可能となる。

 たとえば、電話の応対、通知からメッセージの表示、タイマーやアラームなどの操作、音楽の再生や一時停止、カメラリモート機能でiPhoneから写真を撮ることなどがダブルタップでできるようになる。

 ダブルタップのジェスチャーの利用は、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2に搭載されているチップセット「S9 SiP」とニューラルエンジンにより実現されている。