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衛星通信「スターリンク」、Webサイトで通信速度や遅延時間をチェック可能に

 SpaceXによる衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」のWebサイトで、各エリアにおけるダウンロード速度やアップロード速度、遅延時間(レイテンシ)が確認できるようになった。

 サービスの提供状況マップにプルダウンメニューが用意されており、項目を選択すると、色分けされたかたちで状況が表示される。確認したいエリアにマウスカーソルを当てると(スマートフォンの場合はタップすると)、詳しい情報を確認できる。

 編集部で確認したところ、日本におけるダウンロード速度は147Mbps~221Mbps、アップロード速度は16Mbps~30Mbps。遅延時間は36ms~46msとなっている。

StarlinkのWebサイトより
ダウンロード速度
アップロード速度
遅延時間

 Starlinkは、地球低軌道で運用される世界最大規模の衛星コンステレーションを活用した、高速かつ低遅延なインターネットサービス。

 個人向けプランとしては、場所を固定して使う「レジデンシャル」(月額6600円)や、場所を問わず使える「ROAM」(同9900円)がある。別途ハードウェアの購入(本稿執筆時点では3万6500円)が必要になる。また、日本国内のコストコでも、装置の販売が始まっていた。