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ファーウェイから新タブレット「MatePad 11.5」、4万3800円で28日発売

 ファーウェイ・ジャパンは、新型タブレット「MatePad 11.5」を8月28日に発売する。市場想定価格は4万3800円。予約は本日から受け付ける。

3:2のディスプレイ搭載

 MatePad 11.5は、11.5インチのディスプレイを搭載するタブレット端末。同社のタブレットラインアップの中では、ミドルレンジに位置づけられる。

 アスペクト比は3:2で120Hzのリフレッシュレートに対応する。画面解像度は2200×1440で、輝度は400nitで4096段階の自動調整機能を備える。TUV Rheinlandによる低ブルーライトとフリッカーフリー認定を取得した。

 本体に4つのスピーカーを搭載しており、高音質なサウンドを実現。クリアな高音から重低音をカバーし臨場感ある音楽再生が可能となっている。金属干渉に強いというファーウェイの特許技術CSMアンテナにより、本体からプラスチックフレームを可能な限り廃して高級感のあるデザインに仕上げた。

 1300万画素のアウトカメラを搭載しており、テキスト翻訳や表のスキャンなどに対応。内側にも800万画素のインカメラを備え、人物トラッキング機能にも対応する。通信機能としては、Wi-Fi 6に対応しており、他社製品と比較しても高い通信速度を誇るとする。

 バッテリー容量は7700mAh。最大で20Wの急速充電に対応しており、0%~100%までを2時間45分で充電できるとする。待機時間は最大で14日以上、動画の再生時間は12時間以上となっている。

新アプリや専用アクセサリーも

 新たなアプリとして「HUAWEI Notes」を用意。同社が以前発売した「MatePad Paper」が搭載していた機能を、アプリとして独立させたかたち。15倍までの拡大ができ、「HUAWEI M-Pencil」の蛍光ペン機能でマーカーを引くなど、紙に近い操作感を実現した。

 テキストや画像をコピー&ペーストしやすい機能も備えており、会議の記録などに役立てられる。PDF内のテキストや手書きメモも検索できるという。

 本体のほか、マグネットによる脱着式の専用のキーボードが用意される。価格は8800円。1.5mmのキーストロークで、打ちやすく大きいサイズという。M-Pencilは1万3800円となっている。

主なスペック

 搭載するOSは、Harmony OS 3.1。Google Playなどグーグルの提供する「GMS」には非対応。6GBのメモリーと128GBのストレージを備える。ディスプレイサイズは約11.5インチ(2200×1440)。チップセットはクアルコム製のSnapdragon 7 Gen 1。

 アウトカメラは約1300万画素、インカメラは約800万画素。4つのスピーカーのほか、2つのマイクを搭載する。Wi-Fi 6のほか、Bluetooth 5.2に対応する。モバイルネットワークには対応しない。充電端子はUSB Type-C。

 本体の大きさは約260.88×176.82×6.85mmで重さは約499g。バッテリー容量は7700mAh。カラーバリエーションはスペースグレーの1色展開となる。

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