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AirPods Pro(第2世代)に新機能「適合型オーディオ」今秋追加へ、環境にあわせてANCや外部音取り込みを切り替える

 アップルは、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」(第2世代)で「適応型オーディオ」(Adaptive Audio)のなどの新機能を今秋にも提供する。

 適応型オーディオは、ユーザーの周囲の状況にもとづいて外部音取り込みモードとアクティブノイズキャンセリング(ANC)を組み合わせるもの。機械学習を活用した仕組みで、状況に応じて2つのモードを切り替える。あわせて装着したまま、発話するだけでバックグラウンドノイズをおさえて音量を下げ、目の前の人の声を大きくする「会話感知」機能や周囲の状況と好みを把握して自動調整する「パーソナライズされた音量」も用意される。

 加えて「自動切り替え機能」のアップデートで、AirPodsをアップルデバイス間でよりスムーズに切り替える。接続時間が高速化し、音楽視聴などから電話への応対などがシームレスになるとする。

 このほか、AirPods Pro(第1世代)、AirPods(第3世代)、AirPods Maxも含めて、本体の軸、もしくはAirPods Maxの場合はデジタルクラウンを押すことで自分の音声のミュート・ミュート解除ができるようになる。