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「携帯の契約バイト」は犯罪行為、ドコモが「闇バイト」に注意喚起

「闇バイト」に注意、甘い言葉で犯罪行為に

 NTTドコモは、携帯を契約して名義を貸す「闇バイト」について注意喚起をしている。万が一関わりを持ってしまった場合、警察に相談するよう促している。

 同社によると、SNSやWebサイト、知人などから「携帯電話を契約して端末を渡してくれれば、高額なアルバイト代を支払う」、「携帯電話料金を支払う必要はないので、名義を貸してほしい」などの言葉で「闇バイト」に誘われることがあるという。

 これらの誘いに乗ってしまうと、報酬やバイト代を受け取れないまま携帯電話をだまし取られたり、契約したユーザー自身に携帯電話料金や端末代金の債権が残ったりする恐れがある。なお、契約した本人の意思で手続きした契約は、取り消すことができない。

 加えて、ドコモの許諾無く有償で携帯回線を第三者へ譲渡したり、他人名義の携帯電話を受け取った場合は、「携帯電話不正利用防止法違反」(2年以下の懲役、または300万円以下の罰金)となるほか、詐欺罪に問われる可能性があるとしている。

 同社では、万が一これらの「闇バイト」に関わりをもってしまった場合や、第三者に携帯電話などを渡してしまった場合は、警察に相談するよう案内している。