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AmazonのFire TVが人工内耳との直接接続をサポート

 Amazonは、コクレア社と協力し、補聴器向けのオーディオ規格「ASHA(Audio Streaming for Hearing Aids)」を介して、Amazon Fire TVやスマートTVからコクレアの人工内耳で直接音源を流す機能に対応した。日本国内では、Fire TV Cube(第2世代以降)で利用できる。

 この取り組みは、Amazonと補聴器メーカーのStarkey(スターキー)社との協業に基づくもので、人工内耳を使用する人が、エンターテインメントをより楽しむための一歩になるという。

 コクレアとAmazonのチームは、インプラント式の人工内耳のマイクを経由し、Fire TV Cubeからインプラント式の人工内耳に直接音声を流し、ノイズや反響音による音声劣化を防ぐ方法を発見した。

 コクレアは、Fire TVから「Cochlear Nucleus 8」「Nucleus 7」「Nucleus Kanso 2」「Baha 6 Maxサウンドプロセッサ」へのダイレクトストリーミングに対応した。

 ASHAを使用することで、サウンドプロセッサがFire TVデバイスと直接接続され、ストリーミングアプリの音声を楽しんだり、音声アシスタントAlexaの使用をしたりできる。