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JALの国内線6600円セール、3月31日に仕切り直し実施へ――今度はアクセス順を抽選で

搭乗期間は4月22日~28日

 日本航空(JAL)は、国内線の全路線を大人片道6600円で販売する「JALスマイルキャンペーン」について、4月搭乗分(4月22日~28日)を3月31日0時から発売すると発表した。セール開始前日の30日23時30分以降から、入場順を決める「仮想待合室」が開設される。

 「JALスマイルキャンペーン」は、国内線全路線が片道6600円(座席を使用する12歳未満は4950円)で利用できるタイムセール。運賃のほか、羽田空港や伊丹空港など旅客施設使用料がかかる空港発着便では、使用料が別途発生する。

 当初は3月9日0時から発売していたが、システム障害が発生し、多くのユーザーが購入できないままセールが中止された。今回は、「原因を解明し再発防止策を講じ、再度タイムセールを実施できるシステム環境が整った」(JALWebサイト)とし、3月31日0時~4月1日23時59分までの期間中に再度実施される。なお、今回のセールもWebサイトからの購入に限るとし「お問い合わせ窓口(電話・メール)、空港・市内カウンターではお受けできません」と案内している。

 5月と6月搭乗分のセールは、あらためて案内される。

アクセス集中時は「仮想待合室」に転送

 アクセス集中によるシステム不具合を防ぐため、30日の23時30分~59分にJALのWebサイトにアクセスした際は、「仮想待合室」に自動で転送される。その後、抽選でアクセス順が割り当てられ、その順序に従ってWebサイトに案内される。

 31日0時以降にアクセスしたユーザーは、抽選で決まった順番の後に先着順でWebサイトにアクセスできるようになる。

 「仮想待合室」で待機中は、待合室のページを閉じなければ、注視している必要なないという。ただし、順番が来て10分以上アクセスがない場合は、順番は無効になるという。順番が来た通知は、待合室のページのほか、待合室で設定したメールアドレス宛にも通知が届く。

仮想待合室のイメージ

 なお、JALのスマートフォンアプリからアクセスした場合、4月11日搭乗分までの国内線と国際線、ツアーに関する操作はできるが、それ以外の操作やJAL Webサイトへ遷移した場合は、待合室に案内される場合があるという。「仮想待合室」は混雑が解消され次第終了する。

 JALは、30日23時59分までが購入期限の航空券について、購入期限が延長されることはないため、23時30分までに購入を完了させるよう案内している。