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DNP、大阪駅「顔認証改札機」の実証実験に顔情報登録のアプリ提供

 大日本印刷(DNP)は、JR西日本が大阪駅うめきた地下口改札で18日から行う、実証実験「顔認証改札機」に顔情報登録のアプリケーションを提供する。

顔認証改札機のイメージ

 「顔認証改札機」の実証実験は、事前に顔情報を登録することで、ICカードを使わずに改札を通過できるようにすることで生活者の利便性向上を図るもの。実証実験の対象者は、大阪駅のうめきたエリアで対象区間を含む「ICOCA」定期券の利用者の予定。

 DNPは、アプリケーションの開発と、顔情報と定期券情報の関連付け、本人確認の審査業務を担う。

 利用者は、自分の顔と定期券の表裏を撮影して、登録に必要な情報を入力する。申し込み後は登録情報検査で定期券対象者の確認がされ、利用登録が完了する。

 定期情報の審査を目視で行うことで、入力された定期が有効期限内のものであるか、対象区間を含んでいるかなどを確認し、誤登録を防ぐとしている。

 登録は利用者が入力してから、1~2日で完了するという。

 実証実験のモニターは、6日正午からJR西日本の専用サイトで募集される。