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Passkeyをサポート、Androidの「Credential Manager」が開発者向けに公開

 Googleは、Passkeyへの対応が含まれる「Credential Manager」のアルファ版を、Androidアプリ開発者向けにリリースした。「Credential Manager」は、Jetpackのライブラリに組み込まれる。

 新たな「Credential Manager」は、単一のAPIでユーザ名とパスワードや、Passkeyによる認証など複数のログイン方式サポートするため、開発者の負担を軽減できるという。また、ユーザーも「Credential Manager」によってログイン時のインターフェイスが統一されるため、アプリのログインが明確かつ簡単になる。

 「Credential Manager」は、ユーザーが生成したPasskeyをGoogleパスワードマネージャーに保存する。保存されたPasskeyは、Googleアカウントでサインインしているデバイス間で同期されるため、ユーザーはデバイスを問わずに、Passkeyをサポートするアプリ上で簡単にログインできるようになる。このほか、サードパーティ製のパスワードマネージャーへの対応は2023年中に開始される予定。