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Twitterのイーロン マスク氏、“優良Bot”向けに無料API提供を示唆

 Twitter CEOのイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、Twitterに無料で使える「Bot用のAPI」を提供する方針を明らかにした。

 マスク氏は、Twitter買収当初から人を介さずに特定のタイミングや自動で返信ツイートをするBotアカウントを排除する旨を発言していた。

 2月頭には、Twitterがbotアカウントなどで利用されている「無料API」を2月9日に終了し、「有料API」への移行を発表した。その際マスク氏は「無料APIは“Bot詐欺師”や“世論を操作する人”にひどく悪用されている。検証や費用が発生しないので、悪事を働く10万台のbotを作るのが簡単な環境だ」と指摘し、有料API(月額100ドル程度)への移行で環境は大幅に改善されるとの考えをツイートした。

 一方、Twitter初期から高い評価を集めているBotなどもあることがユーザーから指摘され、マスク氏は「ユーザーからの意見に応えて“良いコンテンツを提供する”Botのために、書き込み専用の軽量APIを無料で提供する」方針を示した。