ニュース
バッテリーが劣化したスマホを交換する「トリカエスマ保証」、月額200円から
2022年12月9日 15:21
中古スマートフォンなどを販売するニューズドテックは、スマートフォンのバッテリー劣化に対する保証に特化した保証サービス「トリカエスマ保証」を提供開始した。
同サービスは、ニューズドテック以外で購入した端末を含めて、バッテリーが劣化したスマートフォンを同機種・同容量の中古スマートフォンに交換する保証サービス。サービスプランには、月額200円のベーシックプランと、月額500円のプレミアムプランがある。
■月額200円「ベーシックプラン」
「ベーシックプラン」の場合、iPhoneのバッテリー残量が79%以下になると、Cランク品のスマートフォンと交換ができる。
ベーシックプランでは、端末交換の際の手数料は無料だが、配送料金として750円が発生する。申込時バッテリー容量が80%以上の機種で加入できる。
■月額500円「プレミアムプラン」
月額500円の「プレミアムプラン」では、バッテリーが劣化したと感じたタイミングで交換を申込できる。交換手数料は、交換する端末の価格にあわせて3000円、6000円、9000円が発生する。
交換できるスマホのランクはAまたはBランク品で、ベーシックプランよりも状態が良いスマホと交換できる。申込時のバッテリー容量に関係なく加入できる。交換可能月は契約月から3カ月後。
プレミアムプラン限定の特典として、5500円を支払いすると、3カ月の免責期間を解除するエクスプレスサービスも利用できるほか、他の機種に変更を希望する人向けにニューズドテックの販売サイトで使えるクーポンが受取できる。
保証に加入できるスマホの条件
「トリカエスマ保証」を申込できるスマートフォンは、破損や画面割れ、水没などの故障などがなく、日本国内での通信利用に必要となる技適マークなどが確認できること、ネットワーク利用制限の対象となっていないことなど、スマートフォンとして正常に利用できることが条件となる。
加入は、サービスサイト上でスマートフォンのIMEI(端末製造番号)や機種情報の登録や、契約者情報、月額料金の支払に必要となるクレジットカードを入力する。
交換手続きは、交換申込フォームに契約者情報やバッテリー状態を示す画像に運転免許証などの本人確認書類を添付して申込する。
スマホの買い替え理由の第1位は「バッテリー持ちが悪いから」(同社)
同社がインターネットで行った調査によると、スマートフォンを買い替えする理由の1位は「バッテリーの持ちが悪くなったから」で50%(500人)、「破損したり画面が割れたりしたから」が18%(180人)、「新機種が出たら」が10%(100人)となった。
総務省による市場検証では、中古携帯を買わない理由の1位に「バッテリーの持ちが悪そう」で59.0%、「きちんと動作するかわからない」が46.2%で2位となり、新品も中古品でも買い替え理由の約半数にバッテリーに起因する問題がある。同社は、スマートフォンのバッテリー劣化問題をスマホ市場全体の課題と分析している。