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JTOWER、2023年にベトナムで5G屋内インフラシェアリングの実証試験を実施

 JTOWERは、総務省事業「ベトナム社会主義共和国における屋内通信インフラシェアリング実証試験の請負」に請負事業者として採択されたことを発表した。

それに伴い、日本の5GソリューションのASEAN地域への展開に向け、屋内インフラシェアリングサービスの実現および普及可能性についての実証試験を2023年に実施する。

 本実証試験では、ベトナムでの5G早期普及に向け、商業施設でインフラシェアリングとして5G通信環境を構築・運用する。さらに、5G基盤を活用したXRコンテンツを提供し、大容量データの利活用に関する検証を行う。

 運用を通じて、インフラシェアリングを行わなかった場合に想定される設備投資費用・運用・維持費用・消費電力をどの程度削減できたのかを明らかにする。さらに、実導入に向けたビジネスモデルの策定を行い、ASEAN各国への展開につなげる。

 本実証試験の環境構築および運用は、Southern Star Telecommunication Equipment Joint Stock Companyが実施する。XRコンテンツの提供に向けたアプリケーションの構築・運用は、KDDIベトナムが実施する。

 実施期間は2023年1月~2023年3月、実施場所はホーチミン市の複合商業施設「Parkson Saigon Tourist Plaza」地上5階・地下1階としている。

 実施の背景として、5Gの世界的普及を目的とした、総務省によるデジタルインフラやデジタル技術の海外展開の推進が挙げられる。

 特にベトナムは、高い経済成長に伴って携帯通信インフラの需要が継続して高まっているという。またベトナム政府は、2023年に5Gの免許を各携帯事業者へ供与する方針を明らかにしているという。