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10月からデジタル地域通貨「いたばしPay」導入、抽選で30%還元

 アイリッジの連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーと板橋区商店街振興組合連合会、板橋区商店街連合会は、デジタル地域通貨「いたばしPay」の導入を開始した。

 本取り組みは、板橋区の支援のもと、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用したもの。

 「いたばしPay」の対象は、板橋区在住もしくは在勤・在学で中学生以上のユーザー。プレミアム付の独自のデジタル地域通貨としてスタートすることで、物価高の影響を受ける区民と、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少している区内事業者の支援を行う目的があるという。

 現在、アプリダウンロードと30%プレミアム付デジタル地域通貨の事前申込みを受付けている。期間は10月20日まで。1セット1万3000円分を、1万円で購入でき、最大10セットまで申込み可能。

 「いたばしPay」内の申込みフォームより申込みができ、当選者にのみ登録したメールアドレスに通知される。当選すると、10月25日~11月6日までの期間で、セブン銀行ATMでチャージできる。クレジットカードでの購入には対応していないという。

 また、加盟店向けのキャンペーンも実施している。加盟店手数料等は無料で利用でき、店舗での「いたばしPay」決済額の最大8%(上限10万円)が事業者にも還元される。加盟店への申込みは随時受け付けている。