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Google Workspace、AndroidのGoogleカレンダーで仕事とプライベート両方の予定確認に対応へ

 グーグルは、仕事用プロファイルを入れているAndroid端末について、Googleカレンダーで個人用と仕事用両方の予定を表示できる設定を追加した。今後順次ロールアウトしていく。

 今回の設定をアカウント管理者が有効にしておくと、エンドユーザーは個人用のアカウントに入れている予定をGoogleカレンダーで確認できるようになる。Googleカレンダーアプリでは、複数アカウントを簡単に切り替えることができ、管理しやすくなるという。

 管理者の設定では、同機能は標準で有効化されており、ドメイン単位で機能を無効にできる。また、エンドユーザー向けには、10月26日から同機能のプロモーションが表示されるようになるが、このプロモーションも設定で無効化できる。

管理者向け設定画面

 エンドユーザーの設定では、同機能は標準でオフとなっており、端末から有効化できる。機能は、Android 11以上の端末で、Android Work Profileをダウンロードしているユーザーが利用できる。

 なお、同機能はGoogle Workspace Business Plusや、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plu、G Suite Business、Cloud Identity Premiumのユーザーが利用できる。

 Google Workspace Essentials、Enterprise Essentials、Business Starter、Business Standard、Education Fundamentals、Nonprofits、Frontline、G Suite Basicは、同機能の利用対象外となる。