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ヤフー、フィッシングメール対策として「BIMI」を導入

 ヤフーは、フィッシングメール対策として、ヤフーから配信するメールにロゴマークが表示される技術「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」を導入した。「BIMI」導入により、Gmailなどの「BIMI」に対応したメールソフトで、ヤフーからのメールにロゴマークが表示されるようになる。「BIMI」に対応しているメールソフトは「BIMI」のホームページで確認することができる。

 「BIMI」は、企業が配信したメールが正規のメールかどうか判断し、正当なメールにのみ企業のロゴマークを表示させる技術。2021年7月にGmailが対応、また2022年秋にMacOS / iOS16が対応予定であることを表明している。

 ヤフーはこれまでも「ブランドアイコン」という企業の正規メールにロゴマークを表示する技術を提供していた。「Yahoo!メール」内ではヤフーのロゴマークが表示されていたが、「Yahoo!メール」をgmailで受信しているユーザーも一定数存在するため、今回の「BIMI」を導入することにしたという。

 ヤフーは今後、提供している「Yahoo!メール」でも「BIMI」に対応する予定としている。