ニュース
災害時の情報取得メディア、全世代ではテレビが最多、Z世代ではTwitterが最多――ミドリ安全が調査
2022年8月25日 00:00
安全靴や作業着を手掛けるミドリ安全は、9月1日の防災の日に向け、災害時の情報取得方法やフェイクニュースへの接触実態に関して調査を行った。
全国の18~76歳男女を対象に、インターネットリサーチが行われた。有効回答数は1000件。調査時期は2022年7月22日~2022年7月29日。
回答者の年代は、Z世代(18歳~27歳)、ミレニアル世代(28歳~42歳) 、ジェネレーションX(43歳~57歳)、新人類・ベビーブーマー(58歳~76歳) が各250名、男女は各125名となっている。
災害時の情報取得メディア
災害時の情報取得メディアに関する設問において、全世代で最も多かった回答は「テレビ」「ヤフーニュースなどのポータルサイト」「Twitter」と続いた。Z世代ではテレビをTwitterが上回る結果となった。
災害情報が早い・信頼できるメディア
災害情報が早いと思うメディアに関する設問において、全世代で最も多かった回答は「テレビ」「Twitter」「ヤフーニュースなどのポータルサイト」と続いた。Z世代では「テレビ」を「Twitter」が大きく上回り、「YouTube」が3位となった。
災害情報が最も信頼できるメディアに関する設問において、全世代では「テレビ」が最多となったが、Z世代ではテレビをTwitterが上回る同様の結果となった。
災害時に最も繋がりやすいと思うSNS
普段SNSを利用していると回答した890人を対象に、災害時に最も繋がりやすいと思うSNSを尋ねた。その結果、全世代で最も多かった回答は「LINE」「Twitter」「YouTube」と続いた。Z世代とミレニアル世代ではTwitterが最多となった。
災害時に家族と連絡が取れるSNSに関する設問では、全世代ではLINEが最多となった。Twitterで連絡が取れると回答した人には若年層が多かった。
災害用伝言ダイヤルについて
災害用伝言ダイヤルの利用率は、全世代で14.3%であった。若い世代ほど利用率が高かった。
災害用伝言ダイヤルを利用したことがないと回答した857名を対象に、利用の仕方を知っているかを尋ねた。その結果、「詳しく知っている」と回答したのは全世代では2.8%にとどまり、「詳しくは知らず、緊急時にも使いこなせる自信はない」と答えた人が最多であった。