てっぱんアプリ!
公衆電話の場所がわかる「goo防災マップ」。ケータイがつながらないときの備えに
2022年7月8日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
2022年7月2日、突如として発生した携帯電話サービスの障害。個人の通話や通信ができなくなっただけでなく、宅配事業者や金融機関などの業務にも影響し、携帯電話網のインフラとしての存在感の大きさを再認識する出来事となった。今回のような携帯電話網のトラブルはいつ起こっても不思議ではない。大雨や地震などの自然災害によっても発生する可能性はある。今後に備えておくためにも「goo防災マップ」をインストールしておこう。
一般の公衆電話と災害時用の公衆電話も見つけられる
「goo防災マップ」は、災害発生時など緊急時に役立つ施設を地図上で探せるアプリ。公園や学校のような避難施設のほか、役所、警察署、消防署、病院などの場所をアイコン表示してくれる。また、携帯電話が使えないときの代替手段となる公衆電話の設置場所も知ることができる。
地図に表示される公衆電話は大きく分けて2種類。平常時も使える公衆電話と、非常時にのみ使える災害時用公衆電話(特設公衆電話)だ。前者は通話料金がかかる一般的な電話で、携帯電話を忘れてしまったときや携帯電話事業者側でのトラブル時に活用できる。後者は災害発生時にのみ利用が可能になるもので、自然災害で被災したような場合に無料で使うことが可能だ。
地図データを保存しておけば、通信できないときでも確認OK
各種施設の場所・住所を地図上でチェックできるだけでなく、画面上のスライダーを操作することで、一定の標高以上にある施設のみに表示を絞り込むこともできる。水災害で浸水してしまったとき、無事にたどり着けそうな施設を把握するのに便利だ。現在地からその場所までのルート検索機能もあるので、避難したいときや公衆電話を使いたいときにスムーズに移動できる。
通信できないときはこうした地図や施設情報も確認できなくなってしまうことになるが、メニューの「設定」から「地図データの保存」を選ぶことで、指定した一定範囲の国土地理院地図のデータと施設情報をスマートフォン内に保存しておける。自分の生活圏内でトラブルや災害があったときに備え、自宅や会社の周辺を保存しておくと良さそうだ。