GMOメディアが声明、「スクショ」の商標登録　日常利用での行使はしない

　GMOメディアは22日、「スクショ」の商標登録について声明を出した。

　GMOメディアは、「スクショは、当社における事業保全および将来的な活用の可能性を踏まえて取得・管理している商標であり、一方で、スクショという言葉を日常的に使用すること（例：SNS投稿・創作活動など）に対し、当社が商標権を行使する意図は一切ない」としている。

　また、「商標権は、商品やサービスの出所を示す目的での「商標的な使用」に対してのみ効力が及ぶものであり、一般的な言葉としての利用や、個人による表現・創作活動を制限するものではない。当社としては、今後もユーザーの皆さまやクリエイターの皆さまが安心して活動できる環境を大切にしながら、知的財産の適切な運用に努めていく」と説明した。

　「スクショ」はスクリーンショットの略称として利用される語句。GMOメディアにより商標登録されており、ネット上では「スクショ」の文字列を含むLINEスタンプを販売しようとしたところ、権利関係で審査が通らなかったとの投稿が話題になっていた。