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XやLINE活用も、Z世代の就活はどんな感じ? 電通の調査
2024年4月15日 12:50
電通のコンサルティングチーム「採用ブランディングエキスパート」は、就職活動に関する意識調査「Z世代就活生 まるわかり調査2024」の結果を発表した。
2022年の第1回に続く第2回の調査として、RECCOOが2024年2月9日~15日の期間で実施した。対象は、キャリア支援NPO法人「エンカレッジ」に登録しており、2024年~2025年卒業の大学生・大学院生818人。
入社後の環境について
入社後の働き方について、「出社中心」の働き方を希望した人は全体の66.3%となった。「どちらかと言えば出社が中心の会社」の回答が最多(54.8%)で、「出社が中心の会社」という回答も一定数(11.5%)あり、リモートワークを希望する人は少数派となっている。
入社後の教育や研修などについて、「ある程度拘束されても、手取り足取り教えてほしい」の回答が約8割(78.2%)を占めた。内訳として、先述の教育方針を「望む」が26.0%、「どちらかと言えば望む」が52.2%となっている。
入社先の決定では家族の意見も重要
入社先の決定に際し、最も影響を及ぼしたのは「親・家族・親戚」(30.9%)。2位は「企業のリクルーター」(22.4%)、3位は「ゼミ・研究室の先輩・同期」「大学の先輩・同期」(17.2%)。
勤務地や配属先は「確約してほしい」が多数
入社後の勤務地やエリアについては「入社後の勤務地・エリアを確約してほしい」と考える人が88.8%、職種や配属先については「入社後の職種・配属先を確約してほしい」と考える人が87.3%となった。
多くの人がSNSなどを活用
就職活動で活用したSNSや動画系サービスとして上位になったのは、「X(旧Twitter)」(55.0%)、「LINE(オープンチャット)」(44.1%)、「Instagram」(40.0%)。「どれも使っていない」という回答は14.9%にとどまった。