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「通勤時間を有効活用」できるようになったテレワーク実施者約1割が、「家族との人間関係」改善

 NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、新型コロナウイルス感染拡大前と比べての意識の変化についての調査を行った。

 全国の15~79歳男女を対象に、Web上で調査が行われた。有効回答数は6240件。調査時期は2022年2月。

コロナ感染拡大前後での意識の変化

 感染拡大前と比べて改善されたのは「家族との人間関係」「生活での充実感」だったが、どの項目も1割未満だった。

 感染拡大前と比べて悪化したのは「生活での充実感」「日々の充実感、意欲、やる気」で、約2割となった。

 多くの回答者が、感染拡大前と比べて「変わらない」と答えた。

テレワーク実施者の意識の変化

テレワーク実施者で「通勤時間を有効活用できるようになった」と回答した人のコロナ感染拡大前後での意識の変化

 テレワークの実施者で「通勤時間を有効活用できるようになった」と回答した人の中には、感染拡大前と比べて「家族との人間関係」「生活での充実感」が改善した人が、それぞれ1割程度いた。

テレワーク実施者で「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」と回答した人のコロナ感染拡大前後での意識の変化

 テレワーク実施者で「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」と回答した人の中には、感染拡大前と比べて「家族との人間関係」「生活での充実感」が改善した人が、それぞれ1割程度いた。一方、「生活での充実感」「日々の充実感、意欲、やる気」が悪化した人がそれぞれ3割程度いた。