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ソフトバンク、スマホアプリを授業に活用――「AIスマートコーチ」でダンスレッスン

 ソフトバンクは、岩手県釜石市の釜石市立釜石小学校において、Dリーグと釜石市教育委員会とともにトレーニングアプリ「AIスマートコーチ」やVRゴーグルを用いた授業を実施した。

 AIスマートコーチは、スマートフォンのアプリ上で動画を通じてスポーツのスキル向上につなげられるアプリ。今回実施した授業では、釜石小学校の3・4年生30人を対象にダンスの授業を実施した。

 授業の中では「D.LEAGUE」公式戦ダンスをVRゴーグルで視聴。プロダンサーのTAKUMIの指導やAIスマートコーチ内で視聴できる課題動画と撮影してもらった自らの振り付けをアプリ内で比較、児童同士でアドバイスを送りあった。

 ダンスは2011年から小中学校の必修科目となっているものの、教員にダンスの経験が少なく指導に不安を持つ教員が多いなか、自らダンスを習得可能なAIスマートコーチを提供することで課題の解決を図る狙いがある。授業の最後には、TAKUMIとともに練習の成果を発表した。

 ソフトバンクでは、今後もさまざまな教育現場でAIスマートコーチなどのICT導入を推進、教育課題の解決に取り組むとしている。