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自宅でEV充電中にクラウドと結ぶ電力線通信を、クアルコムが新製品

 クアルコムは、電気自動車と充電ステーションを結ぶ電力線通信機器「QCA7006AQ」を発表した。2022年第4四半期初頭までに生産が可能になるという。

 QCA7006AQは、欧州などで普及するCCS(Combined Charging System)を使用する電気自動車の充電ステーションのニーズに対応する次世代の電力線通信機器(Powerline Communication Device、PLC)。「QCA700X」の製品群のひとつであり、シリーズで初めてイーサネットをサポート。オプション機能として「HomePlug Audio Video」に対応しており、充電ステーション経由でクラウドへの有線データ接続を代替できるという。車両を蓄電池とみなす「Vehicle to Grid」(V2G)を実現する仕様「HomePlug Green PHY(HPGP)」に準拠している。

 スマートグリッドとの統合で、充電時の自動決済を通じて、車両がネットワーク上でシームレスに認証され、電力の送電のタイミングなどを調整できるという。CCS規格のスマートグリッド充電アプリケーションでは、ユーザーが最適な充電時間を選択でき、必要に応じて車両から電力を引き出すこともできるため、ピーク負荷の発電・配電の要件を最小限に押さえて高まる電気自動車の充電ニーズに応えられるとしている。