てっぱんアプリ!

電気自動車ユーザー必携。「EV充電器マップ」で電欠を防ごう

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名:EV充電器マップ
開発者:キワ・アート・アンド・デザイン株式会社
価格:無料
対応OS:Webブラウザー
カテゴリ: ナビ

 ガソリン車から電動自動車に移行する、いわゆる「EVシフト」が世界中で進もうとしている昨今、営業車にEVを導入する会社も増えてきているのでは。しかし、そこで最初にぶつかる課題が、どこで充電できるのかわかりにくいこと。そんなときでも「EV充電器マップ」があればきっと安心だ。

充電できる場所がすぐにわかる「EV充電器マップ」

地図上で素早く充電設備を発見

 「EV充電器マップ」は、EVの充電が可能な設備をどこにあるか調べられるツール。スマートフォンアプリではなく、Webブラウザー上で動作するサービスで、スマートフォンやタブレット、パソコンなど多くの端末で利用できる。

 メインの機能は、地図上で各種充電設備を検索し、表示できるというもの。画面左上のサークル状になったボタンをタップすることで、地図表示する充電設備のタイプを絞り込めるようになっている。短時間で充電できる急速充電器がある設備、普通充電器のみの設備、24時間利用可能な設備、カーディーラー内に設置された充電設備という4パターンが用意され、それぞれをタップすれば地図上のアイコン表示を切り替えられる。

地図上に充電設備のある場所をアイコン表示
左上にあるボタンで表示する充電設備のタイプを絞り込める。電気マーク3本の緑アイコンは急速と普通両方の充電器がある場所
アイコンをタップすると設備の概要がわかる
設備までのルート案内をしてほしいときはGoogle マップで開けばOK

ルート上のどのタイミングで充電すればいいかもわかる

 地図上では、現在地から近いところにある充電設備や、会社付近にある充電設備を調べるのに便利だが、さらに実用度の高い機能も用意されている。画面下部にあるボタンから切り替えられる「検索」機能や、よく利用する充電設備を登録しておける「お気に入り」機能だ。

 なかでも検索機能は、出発地と目的地を指定してルート検索し、そのルート沿いにある充電設備をあわせて表示してくれるもので、利便性が高い。しかも検索時にEVの車種を指定することで、予測される車両のバッテリー残量をルート上に色分けして表示してくれるようにもなっている。たとえば航続可能距離の範囲は、緑から黄、赤で表現され、電欠状態になると想定される距離以降は黒くなる。長距離走行するときは、どのあたりで充電すればいいのかひと目でわかるはずだ。

 今のところは航続距離が長くなく、充電にも比較的時間がかかるなど、ガソリン車にはない悩みがあるEV。けれど、こうしたツールを活用することで弱点もカバーしやすくなる。EVユーザーならぜひともフル活用したいところだ。

出発地と目的地を指定し、車種を選択
ルート検索でき、ルート沿いにある充電設備が表示
予測されるバッテリー残量に応じてルートを色分け表示。どのタイミングで充電すればいいかがわかりやすい
お気に入りに登録しておけば、登録した場所のアイコンだけを地図表示できる