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Googleマップが「有料道路の料金案内」「Siriで経路検索」などアップデート

 米グーグル(Google)は、Googleマップで近日中に「有料道路の料金案内」「Apple Watch単独での経路案内」「iOS版のSiri連携強化」などに対応すると発表した。日本での有料道路料金案内は今月中に一部道路で提供する。

支払い方法や時間帯なども考慮された料金案内

追加される有料道路料金

 「有料道路の料金案内」では、現地の有料道路当局が提供する信頼性の高い情報を元に、経路案内前に目的地までの推定通行料金を確認できる。通行料金は、「支払い方法」や「曜日」「時間帯」などが考慮された料金を確認できるという。

 有料道路の料金案内は、4月中にAndroid/iOS版アプリで、米国やインド、インドネシアと日本の約2000の有料道路で対応し、近日中に多くの国で利用できるようになる。

iOS版のアップデート

 iOS版アプリで「新しいウィジェット」や「Apple Watch単独での経路案内」「SiriとSpotlightの連携強化」などがアップデートされる。

 「新しいウィジェット」は、ホーム画面でピン止めしておくと、到着時刻や乗り換え先の発車時刻、自動車での推薦ルートなどを確認できる。また、よく行く場所への経路案内をワンタップで行えるようになる。

新しいウィジェット

 「Apple Watch単独での経路案内」は、iPhoneからアプリを立ち上げなくても、Apple Watchから直接経路検索できるようになる。

Apple Watch単独での経路案内

 また、「SiriとSpotlightの連携強化」は、Googleマップを設定すると「Hey Siri、道を教えて」や「Hey Siri、Googleマップで検索」と呼びかけるだけでGoogleマップの情報にアクセスできる。

ショートカット設定でSiri/Spotlightと連携強化される

 新しいウィジェットとApple Watchの機能は今後数週間で、SiriとSpotlightの連携強化は今後数カ月以内に提供される。Siriの検索機能は、今夏以降に強化される。

 Googleマップでは、このほか、一部都市で地図表示がさらに細かく情報が追加される。ルート上の信号や一時停止の標識、建物の輪郭や名所、中央分離帯や道路の形状、幅など、一部の国で今後数週間以内に提供される。

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