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ドコモ通信障害の原因わかる、1万8000人に影響――IPv6導入でサーバー負荷上昇

 NTTドコモは、2月1日に発生した通信障害の原因を発表した。全国でおよそ1万8000人ほどに影響した。

 同社によると、通信障害が発生した原因は、端末にIPv6アドレスだけを割り当てる「IPv6シングルスタック方式」導入時に、一時的にサーバーの負荷が上昇したため。これにより、ネットワークへの通信を制御するための信号が端末に送信されたことで通信しづらい状況が発生したという。影響があった時間は7時30分頃~12時13分とされた。

 発表当初、インターネット通信のみに影響するとされていたが、その後の調査で音声通話にも影響が生じていたことが判明した。同社では「お客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」としている。