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LINE「若年層の流行調査」鬼滅がトップ、BTSやウマ娘などトップ10を維持

 LINEは、同社のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で実施した、「2021年下期における若年層の流行に関する調査」の結果を発表した。

 調査は2021年12月7日~9日の期間、日本全国の15歳~24歳の男女を対象に実施した。有効回収数は4721サンプル。

男性はスマホゲーム、女性は音楽グループに高い関心

全体ランキング トップ10

 総合ランキングは、前回調査(2021年9月)で24位だった「鬼滅の刃」が第1位にランクインした。また、2位には「なにわ男子」(前回33位)、3位にBTS(前回4位)が続いている。

 また、東京2020大会関連などはトップ10からランクダウンした一方で、「TikTok」(4位)や「ウマ娘 プリティーダービー」(7位)、「呪術廻戦」(10位)などは、前回調査から引き続きトップ10入りを果たしており、若年層での根強い人気がうかがえる。

全体ランキング 11位~30位

 男女別の結果を見ると、「鬼滅の刃」は男女共通して上位となっており、男性は23~24歳の割合が最も高い結果となった。

男女別年代別ランキング

 男性のランキングでは、全体でも上位だった「ポケットモンスター」関連の話題がどの年齢層にも上位になっている。また、「ウマ娘プリティーダービー」や「Apex Legends」などのゲームタイトルも10位以内にランクインしており、同社は「男性のトレンドの傾向としてゲームタイトルは欠かせない項目と言えそうだ」としている。

 一方、女性のランキングでは、すべての年齢層で「なにわ男子」が1位を獲得。ライフスタイルが異なる幅広い年齢層で高い注目を集めている。女性ランキングでは、このほか「コムドット」や「平成フラミンゴ」などのYouTuberや、「BTS」、「Snow Man」、「NiziU」など音楽グループへの注目度が高い内容となっている。

行ってみたい最新スポットは「スーパー・ニンテンドー・ワールド」

 同調査では、2019年末以降にオープンしたスポットや2022年にオープン予定の最新スポットのうち、行ってみたいスポットの調査も行われた。

行ってみたい最新スポットランキング

 全体ランキングでは、1位がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」(47.2%)、2位がジブリパーク(41.1%)、3位が東京ディズニーリゾート(TDR)のトイ・ストーリーホテル(37.9%)となった。

 男女別のランキングでは、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が男女ともに1位となっていて、高い関心がうかがえる。

男女別ランキング

 女性のランキングでは、トイ・ストーリーホテルが3位(47.4%)、ディズニーフラッグシップ東京(ディズニーストアの旗艦店)が5位(22.2%)とディズニー関連スポットの人気が高い結果となった。