ニュース

クアルコムとマイクロソフト、AR分野で協業を発表

 米クアルコム(Qualcomm)は現地時間4日、AR(拡張現実)の普及拡大のため、米マイクロソフトと協業すると発表した。

 ラスベガスで開催中のCES 2022(Consumer Electronics Show)で発表されたもの。

 今回の協業では、クアルコムによるARグラス向けの「カスタムARチップ」の開発で連携するという。このARチップでは、リッチかつ没入感がありながらも、電力効率が高い軽量ARグラスが実現できるという。

 また、「Microsoft Mesh」や「Snapdragon Spaces XR Developer Platform」などのソフトウェアの統合など、エコシステムの推進に向けて複数の連携を実施するとしている。

 クアルコム バイスプレジデント兼XR担当ゼネラルマネージャのヒューゴ・スワート(Hugo Swart)氏は、「マイクロソフトとの協業で、業界全体におけるARハードウェアおよびソフトウェアの普及を拡大し、規模を拡大することに貢献できることをうれしく思う」とコメントしている。