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テレワークのメリットに「通勤時間を有効活用できるようになった」、モバイル社会研究所調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、テレワークのメリットとデメリットに関する調査を実施した。調査対象は15~79歳の男女、サンプル数は6240人。

テレワークのメリット、「通勤時間を有効活用できるようになった」が5割以上

 調査結果によると、テレワークのメリットには、「通勤時間を有効活用できるようになった」が50.7%、「家族との時間が増えた」が26.4%、「上司や同僚に直接会わなくてよい」が24.4%、「労働時間が減少した」が22.6%と続き、そのほかに「趣味の時間が増えた」や「心身ともに健康になった」などが挙げられる。

 あわせて、職業別に「テレワークのメリット」を見ると、約6割の事務系・技術系従事者が「通勤時間を有効活用できる」と回答。全体の平均としても5割以上が同じ回答をした結果となる。

 また「メリットは特にない」と回答した人は、約2割~4割と一定数の割合を占めた。

「業務面でのデメリット」もさまざま

 テレワークの「業務面でのデメリット」には、「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」が37.5%、「他の人が何をしているのかわからない」が28.4%、「業務遂行にあたって対面でないので相談しにくい」が28.1%、「テレワークではアクセスできない情報がある」が24.0%と続いた。

 また職業別にテレワークの「業務面でのデメリット」を見ると、約5割の商工・自営業者が「業務面でのデメリットは特にない」と回答する結果となった。