ニュース

「iPhone 13」を含むiPhone計15モデル、総務省の”技適不適合等“リストに追加

 アップルの最新モデル「iPhone 13」シリーズを含むiPhone計15モデルが、総務省の”技適不適合等“の事例を紹介するリストに追加された。理由は、対象モデルにおいて特定の条件下でデュアルSIMを利用した場合、緊急通報ができなくなるというもの。

 今回、「技術基準への不適合等が確認された端末機器の一覧」に追加されたのは、iPhone XS、XS Max、XR、11、11 Pro、11 Pro Max、SE(第2世代)、12 mini、12 Pro Max、12、12 Pro、13 Pro、13 mini、13 Pro Max、13。

 対象モデルでデュアルSIMを利用する際、「データ専用SIM」「音声SIM」の組み合わせで、前者を「モバイルデータ通信」用に設定して使用すると、緊急通報(110番、118番、119番)へ発信できなくなる不具合が確認されていた。

 不具合を回避するためには、「モバイルデータ通信」用の回線に「音声SIM」を設定する必要がある。

”技適不適合等の事例“に追加されたiPhone一覧
機種名型番認証番号
iPhone XSA2098ADF180092003
iPhone XS MaxA2102ADF180093003
iPhone XRA2106ADF180094003
iPhone 11A2221ADF190081003
iPhone 11 ProA2215ADF190082003
iPhone 11 Pro MaxA2218ADF190083003
iPhone SE(第2世代)A2296ADF200016003
iPhone 12 miniA2398ADF200197003
iPhone 12 Pro MaxA2410ADF200198003
iPhone 12A2402ADF200199003
iPhone 12 ProA2406ADF200200003
iPhone 13 ProA2636ADF210125003
iPhone 13 miniA2626ADF210126003
iPhone 13 Pro MaxA2641ADF210127003
iPhone 13A2631ADF210128003

【訂正 2021/10/30 11:59】
 記事初出時、タイトルと本文の一部で「技適不適合」としておりましたが、総務省の表記にあわせ「技適不適合等」に訂正いたします。