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IIJグローバルら5社、「茨城交通バス位置情報サービス」にAI解析による乗車人数表示を導入

 IIJグローバルソリューションズ、茨城交通、みちのりホールディングス、両備システムズ、矢崎エナジーシステムは、茨城交通のバスロケーションシステム「茨城交通バス位置情報サービス」(以下、バスロケ)において、AI解析による乗車人数の表示(以下、本サービス)を11月1日から開始する。

 なお、バス車内の乗車人数を表示するサービスは、今回が国内初だという。

 本サービスはバス車内混雑の平準化による遅延の解消効果を見込んだ取り組み。ドライブレコーダーの映像をサーバーに送信し、サーバー側でのAI解析によって車内の乗車人数を計算することで、バスロケの画面に乗車人数を表示する。

 バスロケ画面には3段階の混雑状況アイコンとともに、乗車人数が表示されるため、ユーザーは乗車前にバスの詳細な混雑状況を把握できるという。

 対象路線は茨城交通が運行する一般路線バス396台。なお本サービスはバスロケ専用サイトまたは茨城交通のホームページから閲覧できる。