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金子総務大臣、ドコモの通信障害は「重要なインフラへの影響であり大変遺憾」

 金子恭之総務大臣は、15日午前の会見で、NTTドコモの通信障害について「重要な生活インフラである携帯電話サービスへ、大規模な影響を及ぼす障害が発生したことは大変遺憾」と述べ、ドコモに対して再発防止などを求めると語った。

金子総務大臣

 金子総務大臣は、ドコモからこれまでの状況について報告を受けたとした上で、「国民生活の重要なインフラである携帯電話サービスに、大規模な影響を及ぼす障害が発生したことは大変遺憾」と語る。

 その上で「総務省としては重く受け止めており、ドコモに対して速やかに報告を求めるとともに、ユーザーへの対応や再発防止へ万全を期すよう求めている。ドコモへの必要な対応を検討する」とドコモに厳しく臨む姿勢を示した。

 電気通信事業法における「重大な事故」(大手事業者の通信障害で1時間以上、かつ3万人以上に影響がある場合を指す)にあたるかどうかは、ドコモの調査を踏まえて判断するという。