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OPPOが「ColorOS 12」発表、メジャーバージョンアップやセキュリティパッチの提供期間の方針も

 OPPOは、Android 12をベースにしたスマートフォン向けソフトウェア「ColorOS 12」を発表した。まずはインドネシア、タイ、マレーシアで「Find X3 Pro」向けに提供される。その後1カ月~2カ月で、ほかの国やデバイスで展開される予定。

 「ColorOS 12」では、「包括性」をテーマとして、100以上の言語に対応し、加えて、よりリアルなアニメーションエンジンや情報フレームワーク、および電話フォーマットをサポートする。

 デザインは、使いやすさに焦点が当てられ、より直感的なものになっており、完全カスタマイズ可能な3Dアバター機能も搭載する。

 また、パソコンとスマートフォンを同期できる相互接続機能も追加。接続すると、パソコンでスマートフォンを操作できるようになり、通知や日常業務なども共有することが可能になる。

 あわせて、プライバシー面の強化も図られている。スマホに記録された情報を一括で管理できる「プライバシーダッシュボード」や、マイク・カメラの権限をコントロールセンターで自由に有効/無効に切り替えられる機能をはじめとして、他人の顔が自分のスマホに検知されると通知が自動で非表示なる「のぞき見防止」機能も備えている。

 そのほか、同社では、スマートフォンの「耐久性」にも着目しており、メモリーの使用量はこれまでより30%、バッテリーの消費量は20%削減される。

アップデートの方針

 OPPOは、今回初めてメジャーバージョンアップの方針(major update policy)を発表した。2019年以降に発売されるOPPO製端末のうち、フラッグシップモデルであるFind Xシリーズは3回のAndroidのメジャーバージョンアップが保証される。Renoシリーズや、Aシリーズの一部は2回、低メモリーのAシリーズは1回のバージョンアップが保証される。

 セキュリティパッチについては、Find Xシリーズで4年、RenoシリーズやAシリーズは3年、定期的なアップデートが提供される。