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IIJ、「+メッセージ」の利用について案内

 IIJは、エンジニアによる公式ブログ「てくろぐ」で、9月2日に携帯大手3社から発表された「+メッセージ(プラスメッセージ)」の拡充に関して、MVNOサービス事業者としての確認、あるいは推測できた情報を公開した。

 これまでNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクで利用できていた「+メッセージ」は、今回、携帯各社の全ブランドやMVNOでの対応が発表された。

会社回線/ブランド対応時期
NTTドコモNTTドコモ対応済み
ahamo
KDDIau対応済み
povo
UQ mobile対応済み(9月2日~)
ソフトバンクソフトバンク対応済み
ワイモバイル2022年春
LINEMO
MVNOドコモ回線9月下旬
au回線対応済み(9月2日~)
ソフトバンク回線2022年春

 「てくのぐ」では、MVNOユーザーが+メッセージを使う際には、「ユーザーとサービス提供元が直接契約を締結されるものと認識している」と解説。利用条件などもMVNO側ではなく、携帯各社の案内を参照することになるという。

 9月2日に対応したKDDIによれば、iPhone版の「+メッセージ」は携帯大手3社とMVNOユーザーとの間の契約になる。一方、Android版は、携帯3社が自社回線のユーザー向けアプリをそれぞれ提供しており、ドコモ回線を使う人(ドコモユーザーと、ドコモ回線のMVNOユーザー)はドコモと契約して「+メッセージ」アプリを利用する形。

 「てくろぐ」では、起動時の電話番号確認などアプリ導入の手順や9月2日時点でIIJmioで使えるプランや回線、対応機種などが紹介されている。

 なお、「てくろぐ」では携帯大手からの「+メッセージ」に関する情報は報道発表以上のものはない、としており、今後新たな事実がわかれば今回まとめたブログエントリーの情報も取り消す可能性があるとしている。KDDIによれば、事前に説明はしていたとのことだが、この際シェアされた情報に詳細な仕組みなどが含まれていなかったものと見られる。