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アップル、最新の「iOS 14.7」「iPadOS 14.7」で脆弱性やセキュリティ問題などを解消

「watchOS 7.6」も

 アップル(Apple)は、最新の「iOS 14.7」「iPadOS 14.7」で、バグやセキュリティ問題などを解消した。

 また、Apple Watch向けの「watchOS 7.6」でも、セキュリティに関するアップデートが実施されている。

「iOS 14.7」「iPadOS 14.7」

 Wi-Fiに関する脆弱性(CVE-2021-30800)は、悪意のあるWi-Fiネットワークに接続すると、サービス運用妨害を受けたり任意のコードを実行されたりする可能性があるというもの。

 そのほか、「Find My(探す)」において、悪意のあるアプリケーションによって「探す」のデータへアクセスされる脆弱性(CVE-2021-30804)などがあった。

 こうした脆弱性が、iOS 14.7およびiPadOS 14.7で解消される。対象デバイスは、iPhone 6s以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air 2以降、iPad(第5世代以降)、iPad mini 4以降、iPod touch(第7世代)。

「watchOS 7.6」

 watchOS 7.6では、任意のコードを実行されるWebKitの脆弱性(CVE-2021-30758など)や、ローカルの攻撃者によってアプリケーションを突然終了されるといったオーディオに関する脆弱性(CVE-2021-30781)などが解消されている。

 対象となるデバイスは、Apple Watch Series 3以降。