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NVIDIA、プラットフォーム「AI-on-5G」でArmベースCPUをサポート

 NVIDIAは、プラットフォーム「Aerial A100 AI-on-5G」で、新たにArmベースのCPUをサポートすることを明らかにした。従来のx86ベースのCPUに加えてサポートを拡大し、5Gエコシステムの成長を図る。

 新たにArmベースのCPUに対応したことにより、OEMメーカーからはArmベースのCPUを搭載したサーバーが提供されるようになる。そして、通信事業者やソフトウェアメーカーは、AIと5Gの機能を融合したセルフホスト型の「vRAN(仮想無線アクセスネットワーク)」を、より簡単に構築・展開できるようになるという。

 また、2020年前半に発売される予定のDPU(データプロセッシングユニット)「BlueField-3 A100」は、NVIDIAのAIソフトウェアライブラリやAerial 5G SDK、16基のArm Cortex-A78プロセッサを搭載する。

 NVIDIAはこれらにより、精密ロボットや無人搬送車などといった、超低遅延が求められる法人向けプロジェクトをサポートするとしている。

NVIDIAが明らかにしたロードマップ