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「Pokémon GO Fest 2021」詳細発表、どこでも遊べるイベントでレイドバトルや生息地の変化、色違い多数出現など

チケット価格は610円に

 ポケモンやナイアンティックが提供するスマートフォンゲーム「Pokémon GO」のイベント「Pokémon GO Fest 2021」が7月17日と18日に開催される。27日夜、詳細が発表された。特定の場所ではなく、世界中どこでも楽しめる。サービス開始から5周年、「ポケットモンスター」25周年という節目の年のイベントとなる。

 チケット価格は、2020年まで1840円だったが、今回は610円。それぞれの日程で体験できる内容は異なるが、1枚のチケットで両日に参加できる。またチケットを購入しないユーザーもイベント期間中だけ楽しめる要素が提供される。

2日間、無料で楽しめる共通要素
  • ポケストップでポケモン出現数を増やすアイテム「ルアーモジュール」の持続時間が3時間になる。
  • ポケモンの音楽プロデューサーである増田順一氏のオリジナル曲を楽しめる。
  • イベント期間中「ふかそうち」に入れたタマゴのかえる距離が1/2に。
  • 7kmタマゴからタブンネ、ププリン、リーシャンなどがかえる。
  • マップ上の特別な演出やイベント限定の「フィールドリサーチタスク」などが登場
2日間、チケット購入者が楽しめる要素
  • ギフトを開けるかポケストップを回すことで、イベント限定のステッカーが獲得できる。
  • スペシャルリサーチ完了後に「GOスナップショット」を撮ると、特別なサプライズがある。
  • 「アンノーン(G)」と「アンノーン(F)」が「おこう」に引き寄せられる。色違い出現の可能性も。

1日目、チケットなしでも楽しめる要素

 17日10時~18時の1日目、チケットを購入していない場合でも、「時間ごとに変わる生息地、レイドバトル、音楽関連ポケモンや特別な衣装のピカチュウの出現、無料着せ替えアイテムのPokémon GO Fest Tシャツ、一部ポケモンの色違い」が楽しめる。

時間ごとに変わる生息地

 イベント中は、「ジャングル、岩山/砂地、海/砂浜、洞窟」という4つのテーマの“生息地”が設定され、時間ごとに入れ替わっていく。

 それぞれの生息地は、登場するポケモンが異なる。

生息地ポケモン
ジャングルストライク、エイパム、ケロマツなど
岩山/砂地エアームド、タテトプス、ヒポポタスなど
海/砂浜ミニリュウ、チルット、ママンボウなど
洞窟ダンゴロ、マッギョ(ガラルのすがた)、モノズなど

1日目のレイドバトル

 17日のレイドバトルでは、カポエラー、ズガイドス、モノズ、特別な衣装を身にまとったポニータ(ガラルのすがた)、ジグザグマ(ガラルのすがた)が出現する。

音楽関連ポケモンや特別な衣装のピカチュウの出現

 17日には、「タブンネ、チリーン、コロボーシ」などの音楽に関連するポケモンが登場する。

 また、特別な衣装を身にまとった「ピカチュウ」が野生で出現するという。

「Pokémon GO Fest」Tシャツ

 Pokémon GOでは、プレイヤー(トレーナー)のアバターの服装を変えられる。今回のイベントでは、「Pokémon GO Fest」Tシャツが無料の着せ替えアイテムとして登場する。

色違いPokémon

 また「タブンネ、チリーン、オタマロ、ゴニョニョ」の色違いが初めてPokémon GOに登場する。

1日目、チケットありの場合

 「『Pokémon GO Fest 2021』は音楽祭で、皆さんはそのショーディレクター」とのことで、「スペシャルリサーチ」は、ウィロー博士とチームリーダーたちがコンサートを開催できるようにプレイしていく。 1日目のスペシャルリサーチでは、ユーザーの選択肢によって内容が変化する

選択肢があるスペシャルイベント

 告知によれば、「ハードロック・ピカチュウ」か「アイドル・ピカチュウ」のどちらかを選ぶことで、イベント期間中に再生されるゲーム内音楽が変化する。

 この楽曲は、ポケモンの音楽プロデューサーである増田順一氏が作曲したもの。「ハードロック・ピカチュウ」ファンのためのエレクトリック・ロック、「アイドル・ピカチュウ」ファンのためのハイテンションエレクトロ・ポップなど今回のイベントのために制作された新曲という。

 選択肢としてはイベント用の特別な衣装を身に着けた「ポニータ(ガラルのすがた)、ジグザグマ(ガラルのすがた)、フライゴン、サーナイト」などが登場し、どのPokémonを選ぶか、という場面もある。

スペシャルリサーチの報酬

 スペシャルリサーチをクリアすれば、幻のポケモンと出会えるほか、着せ替えアイテムのTシャツ、限定のトレーナーポーズなどの特別なリワードを入手できる。

 またスペシャルリサーチ完了後に「GOスナップショット」を撮ると、何らかのサプライズがあるという。

1日目にグローバルチャレンジアリーナ

 17日にはこのほか「グローバルチャレンジアリーナ」が実施される。

 毎時間開始されるという協力型のチャレンジで、参加するトレーナーが協力して目標クリアを目指す。

 クリアすると、残り時間で効果を得られるボーナスが付与されるとのことで、グローバルでの進捗もチェックできる。

生息地ごとの「コレクションチャレンジ」

 4つの生息地にあわせた4つのコレクションチャレンジも用意される。ポケモンの登場を増やすアイテム「おこう」を使うと、特定のポケモンが通常よりも多く登場する。

おこうで多く登場するポケモン
生息地ポケモン
ジャングルアンノーン(F)、アンノーン(G)、ルンパッパ、ペラップ、ジャローダ、リーフィア
岩山/砂地ブースター、アンノーン(G)、アンノーン(F)、バンギラス、フライゴン、ナゲキ
海/砂浜ギャラドス、シャワーズ、マリルリ、アンノーン(F)、アンノーン(G)、ダゲキ
洞窟ブラッキー、アンノーン(G)、アンノーン(F)、アブソル、サーナイト、デンチュラ

 同時に「おこう」か、野生で登場するポケモンのなかに色違いが出現する確率が増加する。18日よりも17日のほうが色違いと出会いやすいという。

 17日10時からは、色違いのアンノーン(F)、ダゲキ、ナゲキが、「Pokémon GO」に初登場する。

2日目はレイドバトル中心に

 「Pokémon GO Fest 2021」2日目の7月18日は、レイドバトルがメインになるという。チケットを買っていないユーザーでも参加でき、どんなポケモンがレイドに登場するか、今後、あらためて案内される。

 前日17日に登場する予定の野生のポケモンは、18日にも現れる。

2日目、チケットありの場合

 チケットを購入したユーザーは、2日目の「レイドバトル」を終えると、その都度、リワードとして1万XPが付与される。

 またジムのフォトディスクを回すことで、「レイドパス」を最大10個まで得られる。

 あわせて「タイムチャレンジ」を達成すると「リモートレイドパス」を最大8個までゲットできる。

 18日には、「リモートレイドパス」3個入りの無料のイベントボックスが、チケット購入者向けにショップで配布される。

Google Playがスポンサーに

 グーグルのコンテンツ配信プラットフォームであるGoogle Playが「Pokémon GO Fest 2021」のオフィシャルイベントスポンサーになり、あわせて特典が用意される。

 5月30日まで、Pokémon GOへ課金すると、Google Playポイントが通常の4倍、付与される。7月12日~7月18日もキャンペーンが実施され、ポイント獲得率も特別なものになるという。

 Android端末のトレーナーは、イベント1日目の7月17日、「『Pokémon GO Fest 2021』での体験をサポートする限定スポンサーギフト」がプレゼントされる。その詳細は別途案内される。