ニュース
ドコモ、コンパクトサイズの5Gモバイルルーター「Wi-Fi STATION SH-52B」
2021年5月19日 11:34
NTTドコモは、5G対応モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-52B」を8月下旬以降に発売する。
前モデル(SH-52A)よりもコンパクトさを追求したという同モデルでは、5G対応ながら手のひらサイズに収めている。
バッテリーは大容量の4000mAhを搭載。Wi-Fiと、別売りのクレードルを利用すれば有線LAN(1000Base-T)にも対応する。
5G通信はSub-6に対応、受信時最大4.2Gbps、送信時最大218Mbpsに対応。4G通信の最大通信速度は受信時で1.7Gbps、送信時で131.3Mbpsまで。前モデルで対応していた5Gのミリ波には非対応。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/n/ac/ax(Wi-Fi6)に対応、MIMOはWAN側で4×4、LAN側で2×2をサポートする。
19日に開催されたドコモの発表会では、SH-52Bのモックアップが展示された。メニュー画面などはこれから作り込みが行われるが、モックアップのディスプレイはSH-52AのUIを踏襲している。
有線LANの通信速度を1000Mbpsへと抑えたほか、発熱量の多い有線LANポートを前モデルの本体内蔵型からクレードル連携に変更したことで、本体が熱を持ちにくい設計となる。
前モデルのSH-52Aは法人需要が中心となったが、新モデルのSH-52Bはよりコンパクトで軽量なモデルとしたことや、クレードルを別売りとすることで価格を抑え、個人ユーザーが買いやすい価格帯を目指すという。
ホームルーターの「home 5G HR01」と異なり、SH-52B向けの専用の料金プランは用意されず、スマートフォン向けの5G対応「5Gギガホ プレミア」や、「データプラス」などのプランで利用する。