ニュース

ドコモ、3Dバーチャル試着システムを開発――宝塚歌劇の衣裳をARで試着できるイベントを4月4日まで開催

 NTTドコモは、ARで試着できる3Dバーチャル試着システム「3D Dress-up システム(スリーディードレスアップシステム)」を開発した。

 第一弾として、阪急電鉄の子会社宝塚クリエイティブアーツが、同システムを活用した「宝塚歌劇の衣裳をARで試着できる」コーナーを「KITTE 丸の内」(東京都千代田区)で開催している。開催は、4月4日までの11時~20時まで。

 同システムでは、衣裳を3Dで精巧に撮影する「Volumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)」技術と身体のポーズを AIで推定できる「Pose Detection(ポーズディテクション)」技術を組み合わせて構成されている。

 今回の取り組みでは、宝塚歌劇の舞台で実際に使用された衣裳を3Dモデル化し、ユーザーのポーズを推定、それにあわせて3Dの衣裳を自動的に調整することで、リアルな試着体験を実現している。

 ARで身体に衣裳を重ねる仕組みに関しては、だるまジャパンの協力の下、実装や技術検証を行った。

 「宝塚歌劇の衣裳をARで試着できる」コーナーは、 KITTE 丸の内にて実施するイベント「TO THE NEXT TAKARAZUKA -挑戦しつづける宝塚歌劇-」内で体験できる。

 場所は、JR東京駅前のJPタワー商業施設「KITTE」1階のアトリウム。入場は無料で、先着順に随時体験できる。