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KDDI「povo」、サービス詳細を更新――「+メッセージ」「フィルタリングサービス」など対応へ

 KDDIは、3月23日から提供開始するオンライン専用料金プラン「povo(ポヴォ)」について、12日にサービスの詳細を更新した。

 本記事では、新たに明らかになったサービス内容などを中心に紹介する。

+メッセージや着信転送サービスなど

 povoでは、留守番電話サービスのほか、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービス、割込通話サービス、ボイスメールサービスが非対応となる。一方で、「着信転送サービス」は利用できる。

 また、「+メッセージ」やフィルタリングサービス「あんしんフィルター for au」も利用可能。「au Wi-Fi」の利用は、「au PAY」など対応サービスに加入すると利用できる。

「ウォッチナンバー」既存ユーザーは引き続き利用可能

 「ウォッチナンバー」について、同社は10日非対応になると明らかにしていたが、ウォッチナンバーに加入しているユーザーのiPhoneの契約をauからpovoに移行した場合は、引き続きウォッチナンバーを利用できる。

 なお、ウォッチナンバーの新規申し込みには、auで契約中のiPhoneが必要となるため、povoユーザーは新たにウォッチナンバーを申し込めない。

各種サポートサービスやかえトクプログラム

 auスマートサポートや使い方サポート、遠隔操作サポート、位置検索サポート、店頭設定サポート、料金安心サービスなどのサポートサービスは、povoでは利用できない。

 また、au HOMEサービスは、povo移行後利用できなくなるが、当面の間は利用できるようにするという。povoに移行してもau HOMEは自動解約されないため、利用しない場合はユーザー自身で解約手続きが必要。

 かえトクプログラムなど、端末の買い替えを条件としたプログラムに加入中のユーザーは、今夏以降特典の利用ができるようになる。

利用者登録や各種特典など

 未成年のユーザーを利用者に登録することはできない。

 また、auユーザーの特典だった「au PAYゴールドカードの利用料金の10%分をポイント還元」や「au PAYマーケット利用時の利用料金割引」はいずれも対象外となる。

 このほか、「au toto」や「auでんきやガスの請求とpovoの利用料金をまとめる」サービスは利用できない。