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武田総務相、接待問題に「謝罪と指導を徹底する」

 武田 良太総務大臣は、5日の閣議後記者会見で“総務省幹部の接待問題”と“米国の5G基金の動き”についてコメントした。

総務省幹部の接待問題

 一部週刊誌で、総務省の幹部4人が、菅 義偉内閣総理大臣の長男を含めた放送事業会社から、接待を受けたことが報道された。

 武田総務相は、まず「国民の疑念を招く事態に至ったことについて、深くお詫びする」とした上で、あらためて総務省職員に対して「倫理の遵守を強く意識した行動を取るよう」指示したという。

 事実関係などは現在調査中とし、「速やかな事実関係の確定」と「然るべき対応」を行う考えを示した。

 また、接待した側に総理大臣の家族が含まれていたことについては「どういう相手であろうと、公務員として取るべき行動をしっかり自覚していかなければならない」との考えを示し、引き続き指導をしていくとした。

5Gとセキュリティ

 米国の5G多国間連携基金を作るという動きに対しての受け止めを問われた武田大臣だったが、「米国の国防授権法に基金の規定があることは承知している」としながら、詳細が未定であることからコメントしなかった。

 また、世界では「安心でセキュアな信頼性が高い5Gシステムのニーズが高まっており、日本の5Gシステムはそのニーズに有用である」考えを示し、今後もセキュアな5Gシステムの構築に向けてしっかりと貢献していくとした。