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KDDI総研、イチゴでサプライチェーンのセキュリティ保全の実証実験

 KDDI総合研究所(KDDI総研)は、輸送中のイチゴの温度管理に関する実証実験を開始した。

 サプライチェーン上のセキュリティが、増加する情報漏えいや改ざんにより損なわれていないかを自動で検証する仕組みを沖縄セルラーが実施しているいちごの出荷に適用。2月1日~2月28日までの期間、イチゴの輸送中に取得した温度情報が適切な管理下にあるかを検証する。

 実証に用いられる仕組みは、KDDI総研が「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム第2期/IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ」において研究開発しているもの。実証であつかう製品はイチゴだが、食品以外のサプライチェーンにも応用できるという。

 同社では、今回の実証実験で抽出した課題を、実用化に向けて活用していくとしている。