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ハイエンドチップ「Snapdragon 888」の実力は――クアルコム発表のベンチマーク結果とは
2021年1月2日 10:00
2020年12月に発表されたスマートフォン向けのハイエンドチップセット「Snapdragon 888」は、CPUが25%、GPUのレンダリングが35%向上するという。
「Snapdragon 888」は、5nmプロセスルールで製造されたチップセットで、高性能かつ電力効率に優れる。CPU「Kryo 680」はクアッドコアで、うち1つのコアはArmの「Cortex-X1」をベースにし、ピーク時のクロック周波数が2.84GHz、前世代比で25%の性能改善を達成している。
GPUは「Adreno 660」で、グラフィックレンダリング性能は前世代比で35%改善した。「Hexagon 780」プロセッサーを搭載し、前世代比で73%の改善をしながら、電力効率も最大3倍に改善している。チップセット全体で、26TOPs(Trillion Operations Per Second)を達成したという。
新型コロナウイルスの感染拡大により、通常時に開催するイベント等で実際に手に取り試用する形式でのレビューが行えないため、クアルコムが各種ベンチマークソフトで計測した結果を発表している。
ベンチマークは、AnTuTu、Geekbench、GFX Benchなどのソフトを、Snapdragon 888搭載スマートフォンで実行した際の結果が3分20秒の動画にまとめられている。
【Snapdragon 888ベンチマークテスト】