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グーグル、14日夜に起きた障害の原因判明
「Googleアカウント」必要なサービスに影響
2020年12月15日 12:28
米グーグルは、12月14日夜(日本時間)に発生した大規模な障害の原因などを報告するレポートを公開した。
同社広報によれば、障害は14日20時45分~21時35分(日本時間、太平洋時間では同日3時45分~4時35分)の約45分間に起きた。
原因は「内部ストレージのクォータ(ディスク容量の割り当て)の問題」とされており、同社の中央ID管理システムの容量が減少したため。ストレージの容量減少がエラーを招き、「ユーザーのログインを必要とするサービスでは、この間に高いエラー率が発生した」(同社広報)という。
Gmail、カレンダー、Meet、ドキュメンドなどは全てのユーザーに対してエラーを返す状況だった。また認証を必要とする全てのサービス(クラウドコンソール、BigQueryなど含む)に対してもエラーが発生していた。さらに詳細なレポートは別途案内されるとみられる。