「ドコモ口座」不正利用、補償終えた件数が公表

　NTTドコモは、「ドコモ口座」で発生した不正利用について、補償を終えた件数を公開した。

　被害として確定した金額（件数）は、2850万円（127件）で、前日から変化はない。

　このうち、補償を終えた件数は122件、2797万円。被害確定分との差である5件についても引き続き対応が進められる。なお、残る5件がどの金融機関のものかは開示されていない。また補償額が、ドコモと金融機関の間でどう分担されたかといった扱いについても非開示となっている。

　ドコモでは今後、eKYC（オンラインでの本人確認）や、SMSを使った二段階認証といった対策を導入する方針だが、現時点ではまだ導入されていないとのこと。対策を終えた後、銀行口座からのチャージ機能が再開される見込み。