ニュース

「ドコモ口座」不正利用の被害額は2842万円に

 NTTドコモは、ドコモ口座の不正利用問題における最新の被害額を公表した。

 これまでは銀行からの申告ベースによる被害の疑いのある件数を更新してきたが、8日から「被害として確定した金額と件数」が公開された。今後は確実に被害が認められた件数が「被害件数」として扱われる。それによれば、10月7日18時時点の被害件数は125件、被害総額は2842万円。

 一方、銀行からの申告ベースによる被害の疑いのある件数は199件と前日から10件の減少。被害総額は131万円減の2658万円。減額の理由は、申告内容を確認し本人利用等であることが判明したため。先述した「確定した被害額」は、この2658万円のうち、2467万円となり、残りは調査が終わっていない金額となる。

 被害の申告に対するチャージ発生件数は、新規口座の登録を停止した9月10日以前の分として10件減の198件となった。新規口座登録停止後の新たな不正チャージは確認されていない。